谷について
銅板の谷
以前、屋根の谷は、銅板で出来ていました。
「銅板で施工したら、一生もの。」とも、言われていました。
しかし、最近の酸性雨などで、すぐに銅板に穴が開いてしまう現象が見られます。
特に、瓦から落ちてくる雨水が当たる部分の腐食が激しいようで、わずか5年程度で穴が開いてしまう地方もあるそうです。
銅板の色が、周りと違い雨水が当たる部分だけ変色してきたら、腐食の前兆です。 疑ってみてください。
触ってみると、腐食が進んでいる場合は、銅板が薄くなっているのが、感じられます。
- 点検にも出向きますので、高いところへ上がるのが苦手な方は、ご一報ください。
最近の谷 ※写真をクリックし拡大してご覧ください。
最近では、主に「ステンレス鋼板」を使います。
ステン(錆び)レス(否定)合わせて「ステンレス」、省略して「ステン板」と、呼ぶこともあります。
以前の、ステン板より柔らかくなっているため、加工がしやすくなり、だいぶ普及しています。
- 自分の所も、あまり長い谷でなければ、「ステン板」を使います。
その他の谷
鋼板に、特殊な樹脂を密着させた「谷コイル」と、言う製品もあります。
加工性に優れていて、工場などの大きな屋根などに、使われています。
谷の交換 ※写真をクリックし拡大してご覧ください。
穴が開いてしまったら
腐食が進み、穴が開いてしまったら。 もしくは、かなり薄くなって、今にも穴が開きそうなら、雨漏りする前に、交換をお考えください。
- 自分の所は、見積りを無料で行いますので、気軽に声をかけてください。
交換の注意
谷は、新築屋根の場合、最初の仕事になり谷を施工した後、瓦、トタン葺きなどの屋根材を施工していきます。
このため、谷の改修は、谷を施工した後の施工箇所の部分にも手を付けなければ いけないので、思っていたより金額がかかってしまいます。
- 自分の所は、「見積りは、無料で行います」 ので、気軽に声をかけてください。
納得していただいて、施工させていただきます。- 詳しくはー改修についてーをご覧ください。