朝比奈大龍勢
朝比奈大龍勢 ※各写真をクリックし拡大してご覧ください。
2014年10月18日 晴天の中 「朝比奈大龍勢」が、開催されました。
全部の龍勢は、紹介しきれませんでした。すみません。
※「懐かしのムービー」のページに藤枝の時田接骨医院の大先生が撮影した昭和37年開催の龍勢の映像が有ります。 そちらも是非、見てください。
※「こんなもの作りました」のページに「ミニ龍勢」のペーパークラフトがあります。こららも、よろしく。
龍勢会場の様子を写真でリポートしました。ご覧ください。
上の地図で撮影場所が確認できます。クリックしてください。
また、表示してある画像をクリックすると拡大します。
藤枝市茶町の成島鉄筋工業さんが、自分たちの工材の鉄筋を使って作った「龍」です。成島さんの所は、他にも「ゴジラ」とか「プテラノドン」とかも作っています。職人技術向上の一環ですね。
ボランティアの方が龍勢ができるまでの過程を表示してくれていました。
本日打ち上げる全部の龍勢は、櫓の手前のテントに控えています。
上の地図の北側にある「六社神社」の祭典で神輿が出ました。
もともと、「朝比奈大龍勢」は、六社神社に奉納するお祭りです。この後、呼び出し櫓まで練っていきました。
朝比奈大龍勢 第1号
ここ、十四・五年ほど前から、会場のおひざ元にある、朝比奈第一小学校の児童たちが、呼び出しをやっています。テレビに映ったりして、嬉しそうです。
櫓で呼び出すには、オーディションが、ありまして、惜しくも選ばれなかった子供たちは、下で一緒に、呼び出します。
「青空に 色あざやかな 龍描き みんなの思い 未来に届け」 発射します。
やや下がりを打ちましたが、成功しました。子供たちも、バンザイを、決めて嬉しそうです。
1時ごろの会場です。各桟敷にも、お客さんが増えてきました。
朝比奈大龍勢 第5号
かなり下がりを打ってしまいました。大部分、下で爆ぜてしまっています。
龍勢の見方講座 その1
龍勢の見たかの一つに、曲が出るタイミングを表す言葉が、あります。
「わらびて」 …登って行った龍勢が、推進火薬を使い終え、ややガンタが下がったところで、曲が出る!
最高の出来です!このタイミングのために、みんな努力しています。煙の形がちょうど「ワラビ」に見えます。
「行きを打つ」…登って行く途中で、曲がでてしまう。
まだ、推進力は有るので、場合によっては、落下傘を付いてしまう時があります。
「下がりを打つ」…「わらびて」のタイミングより落ちたところで曲が出る事をいいます。
低い所で開くので、折角詰めた、曲がすべて披露できない時があります。
売店もかなり混んできました。おいしそうな匂いがします。
招待席横の小道で、立ち入り禁止区域ギリギリで撮ってます。
中央に見える紅白幕で飾られた所が「呼び出し櫓」です。 以前、この場所に移動しようという案が出た時、「六社神社」からなるべく遠くならないようにしたいと、言っていたと思ったのですが… 時代の流れですかね。
上の地図で「一般桟敷1」とした場所です。 ここは、一応、公道なので早い者勝ちの場所取りになります。1週間ほど前からビニールひもで囲っています。
第2号に打ち上げられた「五十又の龍勢」です。 献発者の「ニコニコ友の会」さんの桟敷に来ました。成功した龍勢です。
朝比奈大龍勢 第6号
やっちまったぜ!
「行きを打ちすぎ」ました。 ここ、西ノ宮龍勢連の「呼び出し」は、呼び出し史上初の「女性呼子」さんです。
有料ですが、岡部中学よりシャトルバスも出ています。
ぞくぞくお客さんが来ます。 ここの地区の人口が20倍になりそうです。
桂島龍勢連桟敷です。 六社神社は、ここ桂島にある神社の「分かれ」になるそうです。
朝比奈大龍勢 第7号
玉取龍勢連の作品です。 成功しました。
ちょうど日が、西に傾いて「ひずらしい」状態です。(ひずらしい…まぶしい)
玉取龍勢連の曲が、玉露の里「瓢月亭」近くのお宅に落下しました。
縁起がいいです。
朝比奈大龍勢 第8号
二ッ谷龍勢連 成功です。
椿園から撮りました。 発射櫓は、見えませんが、ひずらしくありません。
二ッ谷龍勢連の曲が山に入って行きます。
中に入っている火薬の量は、「計算されていて」うまく上がって落下し終わる頃には、燃え尽きるようになっています。 使ってある材料も、竹、紙、タコ糸などを使ってあるので、「自然にやさしくできています」
龍勢の見方講座 その2
龍勢を割ってみました。 クリックして拡大してみてください。
「オレンジの落下傘(本吊り)」と「曲」は、バランスの関係で順番を逆にする場合があります。 また、「曲」の数も、増やして、2段にしたりもします。
朝比奈大龍勢 第10号
羽佐間龍勢連発射です。
自宅に戻り、屋上より撮影しています。
露店がある道からも見ることができ、呼び出しも聞こえるので、みんな、一旦、足を止めてみています。
朝比奈大龍勢 11号
こんなもの作りましたの「番外」で紹介した、シャボン玉発生器の登場です。
以前、風向きが悪く、露店屋さんの方に飛んで行って迷惑をかけてしまいました。 今回、風向きが大丈夫なので、やってみました。
朝比奈大龍勢 第13号
宮の前龍勢連の作品です。 これは、うまくいきました。
今回の龍勢 平均して「下がりを打っている」ようです。
宮の前龍勢連の曲が小学校に向かっています。
落下に十分時間があったので、火薬に火が入っていません。
※でも、もしかしたら、発火していない曲があるかも知れないので、落ちてきた曲や、龍勢には、近寄らないでください。
朝比奈大龍勢 第14号
朝比奈大龍勢 第16号
うまくいきました。
日は、山に入ってしまいましたが、龍勢には、届いています。
朝比奈大龍勢 第17号
昼うちの最後
宮上龍勢連の作品です。カメラの動画で撮りました。見づらいかな?
画面下の四角いボタンをクリックして大きくして見てください。
前の道路が交通規制で「歩行者天国」になりましたので、シャボン玉の機械を下に持ってきました。 子供たち喜んでまくれています。 「こんなもの作りました」の「見つめる龍・改」を大きくしたのも置いてあるんだけど、注目度低そうです。
・・・夜になりました・・・
龍勢の見方講座 その3
大空では、こんな感じで、開いています。画像をクリックして拡大してください。
落下傘からの全長は、2mを超えるものもあります。 タイミングを計算して、道火(みちび)に傷を付け、仕掛けを出しています。
仕掛けの中の「煙龍」と呼ぶ物です。 煙を吐きながら、ユラユラと泳ぎます。
図では、中央に落下傘が付いていますが、実際は、あえて揺れるように「計算して」ずらして付けています。
「昼打ちの表題」にある、「○○の龍」とか「龍の○○」とある龍勢は、これが出る事を示しています。
これぞ「夜打ち」の醍醐味「龍」です。
火の粉を吐きながら揺れる様(さま)が、龍がうねっている様に見えます。
火の粉を吐く際に、少し推進力が出まして、この力を利用して「龍」をうねらせるのですが、振る角度(振り幅)と推進力を うまく「計算すると」落下するのではなく、あえて登って行きます。
今は、無くなってしまいましたが、野田沢龍勢連の「龍」は、上手に空へ登って行きました。今や伝説です。
「夜打ちの表題」に「龍」が入っていると、これが出る予定です。
「花笠」と「連星」です。
落下傘の周りの縁に花火の「ナイアガラ」を取付けた物を「花笠」と呼びます。
また、「ナイアガラ」を連ねた仕掛けを「連星」と呼びます。
共に、着火の際、他の仕掛けに延焼しないようにするのが大変です。
※ナイアガラの色は、実際の物と違います。
朝比奈大龍勢 夜打ち3号
宮上龍勢連夜打ちです。
昼間と違って また、いいだ!(また、良いです)
アレ?またムービー宮上のだった。 映像の赤く光っている三つの光線が「龍」と呼ばれる 曲の一つです。きれいに出すには、なかなか難しいらしいです。よっ見事!
こうやって、桟敷に座って「ワイワイ」やるのも楽しみの一つです。
朝比奈大龍勢 夜打ち4号
五十又龍勢連
この、点火された火が、ハラハラ落ちていくのもきれいだね。
相変わらずにぎやかだなぁー んでもって、いい匂いしてんなぁー
次回は、ここでなんか買おう!
朝比奈大龍勢 夜打ち8号
・・・お詫び・・・
この後、何枚か写真を撮りましたが、「ピンボケ」でした。最後まで、朝比奈大龍勢をご紹介できなくて、申し訳ありません。
そういうことで、最後の写真です。
2年に一度の渋滞です。
朝比奈街道では、龍勢の時以外見られない光景です。 9時に交通規制が解除され、一気に車が押し寄せ、なおかつ、道端では、桟敷の片付けで人がいたりする事による、渋滞です。 でも、今年、緩和するのが早かった気がします。
また次回も、お越しください。ありがとうございました。